どうも!ぐっくんです!
海外からの観光客が年々増加している日本。アパレルに限らず接客業にお勤めの方で外国人のお客様を接客する機会も増えたのではないでしょうか。実際に僕も約5年ほどアパレルに勤めましたが土地柄もありほぼ毎日、外国人の方を接客していました。
この記事では特に接客機会の多いアパレル店員が今からすぐに使えるフレーズを場面ごとにご紹介していきます!
1:服の種類の英語フレーズ

まずは基本的な服の種類の単語をみていきましょう。
- 長袖シャツ:long-sleeved shirt ※「sleeve」は「袖」です。
- 半袖シャツ:short-sleeved shirt, T shirt
- ワイシャツ:dress shirt
- ブラウス:blouse
- ジャケット:jacket
- ベスト:vest
- コート:coat
- トレーナー:sweatshirt ※「trainers」は「スニーカー」という意味です。
- パーカー:hoodie ※パーカーは英語ではないので注意!
- ニット:knitwear
- カーディガン:cardigan
- フリース:fleece
- ズボン:pants
- スラックス:slacks
- ジーンズ:jeans
- 短パン:shorts
- スカート:skirt
特にトレーナー(sweatshirts)はスニーカー、パーカー(hoodie)は英語圏では防水カッパのような物を指すので要注意です!
2:アパレル接客英語フレーズ

2-1 Hello(How are you?)/いらっしゃいませ
「いらっしゃいませ」のタイミングでは挨拶のフレーズを使うのが一般的です。
一般的なのが下記です。
- 英語:Hello. How are you? 「Hello」だけ、「How are you?」だけでも同様です。
- 日本語:こんにちは。お元気ですか?
2-2 Sure./かしこまりました
「かしこまりました」はSure.で大丈夫です。Certainly.という表現もありますがホテルなどで用いられるものでアパレルでは堅苦しい印象になってしまいます。
※「Of course.」をSure.と同じニュアンスだと勘違いされやすいですがお客様からの頼まれごとには使えないので注意しましょう。
2-3 Just a moment, please./少々お待ちください
在庫について聞かれたり、お客様をお待たせすることはアパレルではよくあることです。僕自身も上手く伝えられずにお客様を困らせてしまった経験があるのですがお客様からしたらとても不安だと思います。この一言でその問題は解決です!
「I’ll be right back.(すぐ戻ります)」なども使えるフレーズでしょう。
戻ってきたときには、「Thank you for waiting.(お待たせしました。)」などと言えると完璧です。
2-4 Here you are./どうぞこちらです
お客様が探していた商品へご案内するときに使えるフレーズです。
商品の場所を指して「こちらです」という場合は「It’s right here.」でOKです。
2-5 Let me check./お調べします
「Let me~」は「私に〜させてください」で「Let me check.」は「私に調べさせてください」が直訳になります。
「少々お待ちください」と同様に在庫などを調べる際に使うと良いです。
3:場面別・アパレル接客英語フレーズ

3-1 お声がけの際の英語フレーズ
お客様への声がけの定番フレーズが「May I help you?」です。
「May I ~?」は「~してもいいですか?」と許可を求めるフレーズで、「May I help you?」は「(何か)お手伝いしましょうか?」です。
「May I help you?」へのお客様の返事の例は下記となります。
【探しているものがある場合の返答】
- 英語:Yes, I’m looking for a hoodie.
- 日本語:パーカーを探しています。
【探しているものがない場合の返答】
- 英語:Just looking around.
- 日本語:ただ見ているだけです。
「May I help you?」以外にも、「何かお探しですか?」など聞いてもOKです。お声がけで使えるフレーズの例は下記となります。
- Are you looking for anything in particular?/何か特にお探しのものはありますか? ※「particular」は「特定の」という意味です。
- Please let me know if you need anything./何かございましたら、お声掛けください。
- Please take your time./ごゆっくりどうぞ
3-2 商品をオススメする際のフレーズ
「これがオススメです」とオススメしたい商品がある場面も多いですよね。
「おすすめする」は英語で「recommend」です。
「これがおすすめです」は英語で「I recommend this.」です。
尚、お客様から「What do you recommend?(何がおすすめですか?)」と聞かれた場合は下記のフレーズが使えます。
- How about this?/こちらはいかがですか?
- This one is popular./こちらが人気です。
- It’s a great deal./お買い得です。
3-3 色や柄についての接客英語フレーズ
「Does it comes in other colors?(色違いはありますか?)」など、色や柄ついてもよく聞かれますよね。
色違いについて聞かれて、「黒があります」など「あります」と答える場合は、動詞の「have」を使います。
【例文】
- We have this in black.(こちらは黒もあります。)
- We have it in solid.(無地もあります。)
3-4 サイズに関しての接客英語フレーズ
服や靴のサイズの表記は国によって違うので要注意です!
服(婦人服)サイズの英語
女性の婦人服(号)のサイズと、アメリカ、ヨーロッパの一般的なサイズ表記は下記となります。
日本 | 7 | 9 | 11 | 13 | 15 | 17 |
アメリカ | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 |
ヨーロッパ | 36 | 38 | 40 | 42 | 44 | 46 |
例えば、アメリカ人の方に「I am a size 10.(サイズは10号です。)」と言われたら日本でのサイズは13号となります。
S・M・Lの表現
日本語のように「エス」「エム」「エル」と読んでも通じません。
英語では下記の単語を発音して表現します。
- Sサイズ:small
- Mサイズ:medium
- Lサイズ:Large
大きい小さいは英語で?
相手の国のサイズ表記がわからない場合は、「より大きい」や「より小さい」などの表現を使いながら、お客様に合うサイズを見つけましょう。
- smaller/bigger(より小さい/より大きい)
- too small/too big(小さすぎる/大きすぎる)
- tighter/looser(よりきつい/よりゆるい)
【例文】
- 英語:Would you like bigger size?
- 日本語:もっと大きいサイズがよろしいでしょうか?
「Would you like ~?」は「Do you want to ~?」をより丁寧にした疑問文です。
- 英語:Is it too big?
- 日本語:大きすぎますか?
「too small(小さすぎる)」や、「too tight(きつすぎる)」、「too loose(ゆるすぎる)」などを使ってもOKです。
靴のサイズの英語
男性と女性で表記が変わるので注意しましょう!
靴のサイズ「女性編」
日本 | 22 | 22.5 | 23 | 23.5 | 24 | 24.5 | 25 |
アメリカ | 5 | 5 1/2 | 6 | 6 1/2 | 7 | 7 1/2 | 8 |
ヨーロッパ | – | 36 | 37 | 37 | 38 | 39 | 40 |
イギリス | 3 1/2 | 4 | 4 1/2 | 5 | 5 1/2 | 6 | 6 1/2 |
靴のサイズ「男性編」
日本 | 24 | 24.5 | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 | 27 |
アメリカ | 6 | 6 1/2 | 7 | 7 1/2 | 8 | 8 1/2 | 9 |
ヨーロッパ | 38 | 39 | 40 | 41 | 41 | 42 | 43 |
イギリス | 5 1/2 | 6 | 6 1/2 | 7 | 7 1/2 | 8 | 8 1/2 |
3-5 試着に関する英語フレーズ
アパレル接客の英語の中で、試着の接客英語フレーズはかなり便利です!
色やサイズは、知っている単語も多く、知っている単語を組み合わせれば伝わることもあるのですが、「試着」は英語で思いつかない人も多いです。
海外では試着室で靴を脱ぐという文化がない国が多いのでそちらも合わせて覚えましょう。
試着するは英語で?
「~試着する」は英語で「try ~ on」です。これは、靴などの時も使える表現です。
「そちらを試着しますか?」は「Would you like to try it on?」です。
尚、お客様から「試着してもいいですか?」と聞く場合は「Can I try this on?」などと聞かれます。
試着してよい場合は、「Feel free to try it on.(お気軽にご試着ください。)」と答えます。
もし、試着できない商品の場合は、「I’m sorry, but you can’t try it(that) on.(申し訳ございませんが、そちらは試着できません。)」と答えます。
試着室は英語で?
「試着室」は英語で「fitting room」です。
「dressing room」でもOKです。
海外からのお客様を試着室にご案内する場合は、必ず「Please take off your shoes.(靴を脱いでください。)」と伝えましょう。
【その他のフレーズ】
- The fitting room is occupied./試着室は使用中です。
- Please lock the door from inside./内側から鍵をおかけください。
- You can have only two items in the fitting room at a time./試着室にお持ちいただけるのは一度に2着までです。
試着時のお声がけ英語フレーズ
試着中に「いかがですか?」と声をかけるフレーズは「Is everything OK?」です。
商品を着て試着室のドアが開いている場合は、「How do you like it?」と聞きます。
「How do you like it?」は、直訳すると「どのようにお好きですか?」で、「いかがですか?」と服を気に入ったかどうかを尋ねるフレーズです。
お客様が買うと決めた場合、「I’ll take this one.(これください)」などと言われます。
また、「I think this is too big.(大きすぎる気がします。)」などサイズについて言われることもあります。
3-6 レジの会計で使うフレーズ
アパレルのレジで、特に使うフレーズは下記となります。
Cash or charge?/現金ですか?クレジットカードですか?
I’m sorry, we don’t accept this card./申し訳ございません、こちらのカードは取扱していません。
Could you signature here?/こちらにサインをいただけますでしょうか?
That’ll be 2500 yen./2500円です。
Out of 5,000 yen./5000円お預かりいたします。
Here’s your change and receipt./お釣りとレシートです。
Have a nice day./良い一日をお過ごしください。 ※夕方の場合は、「Have a nice evening.」を使いましょう。
まとめ:アパレル販売員の接客英語フレーズは短文から先ず使ってみよう!
アパレルの接客は、臨機応変に対応することが求められるため、飲食店やコンビニなど他の業種より少し難易度は高めですが、難しく考えすぎる必要はありません。
簡単な単語や、短い文をいくつか覚えて使ってみることから始めましょう。
質問文は、相手の回答に対して、臨機応変に答えなければいけないので、まずは肯定文から覚えて使い始めるのがおすすめです。
この記事を書いた人

名前:ぐっくん
説明:元アパレル販売員。「より豊かな生活」を人生のテーマにしている26歳。5年ほど勤めた販売員から転職しエンジニアへ。
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