
今回は「ゴブリンスレイヤー」(全12話)を見た感想をまとめました!
まだ見てない方、これから見るよって方はぜひ参考にしてください!
あらすじ

TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』。本作は、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた主人公・ゴブリンスレイヤーの活躍が描かれるダークファンタジー作品です。
敵はゴブリンのみ!?
最下級モンスターのゴブリンのみを狩る冒険者・ゴブリンスレイヤーの活躍を描いていて、本作に登場するゴブリンは一般的なファンタジー作品やゲームに登場するものと同じですが、細かくリアルに描かれています。
雑魚キャラでお馴染みのゴブリンが!?
1匹なら力自慢の村人でさえも倒せるほど弱いゴブリンですが、群れをなして残忍なやり口で冒険者を陥れ、時には村を滅ぼすこともあるという。群れが多いためにギルドへの依頼が多いのだが、依頼主の村が貧しいこと、ゴブリンが弱いために倒しても名声が上がらないという理由で新米冒険者しか受けず、経験不足と油断から餌食になることも。そんな中、決して油断せず、淡々とゴブリンのみを狩る存在としてゴブリンスレイヤーが描かれます。
「ゴブリンスレイヤー」の魅力

ここからは「ゴブリンスレイヤー」がなぜ面白いのか?
どういったところが魅力なのかをご紹介します!
ストーリーが今までにない

先ほど書いたようにメインストーリーは主人公の「ゴブリンスレイヤー」がひたすらゴブリンを狩っていくストーリーなのですがそういえば今までなかったなと感じました!
ゲームやアニメに親しい人ならわかると思うのですが「ゴブリン」は序盤に出てくるいわば雑魚キャラ…。
しかしこのアニメではゴブリンの習性や動向、今まで注目されることはなかった点をピックアップしています。
そしてそのゴブリンを徹底して狩り続ける「ゴブリンスレイヤー」。
ゴブリンを狩るためだけの「ノウハウ」、「戦術」。
様々な方法を駆使してゴブリンを狩っていくのも魅力です。
物語が現実的

よくあるファンタジー物では、レベルが上がるにつれて雑魚キャラなんて余裕で倒せるようになっていきます。
しかし、このアニメは非常に現実的でどれだけ鍛え抜こうと、ゴブリンの武器で攻撃されれば大怪我を負います。
そして現実問題、大怪我を負えばまとまに動き回ったりすることはできなくなるんですがそれがすごく描かれているんですよね。
ゴブリンが強い

多くの作品ではゴブリンは弱者として扱われており、本作でも住民の認識は同じです。
ゴブリンは人間の子供程度の知能と身体能力しか持ち合わせていないため、大人であればそう苦労せずに倒すことができてしまいます。
しかし例え子供程度だったとしても10匹もいるとなるとひとりで戦うには相当な労力が要ります。
そんなゴブリンの恐怖をとても現実的に捉えている作品です。
「ゴブリンスレイヤー」がかっこいい

ゴブリンスレイヤーがとにかくカッコいいです!寡黙でまっすぐ。
ただゴブリンを殲滅することに命を懸ける男です。
誰になんと言われようと、バカにされようとゴブリンを狩り続けます。
通常、ゴブリンを狩る時には使わないような武器、防具、魔法などを惜しみなく使っていく様は爽快です!
戦闘シーンは本作の大きな魅力です!
ダークな表現が多い

ゴブリンの習性として、女性を襲います。そして子孫を残すために…。
ここまで言えば想像していただけるかと思います。
1話目から強烈なシーンが多くてR指定がつくのでは?と思うほど過激になっています。
ゴブリンの恐ろしさ、残忍さなどがものすごくはっきりと描かれています。
キャラクターに名前がない

登場キャラクターは全て肩書で描写されていて、これは「TRPGのキャラクターであるから、読者が好きに名前を考えてくれればいい」という作者の考えからきています。
全てのキャラは、ゴブリンスレイヤーだとか女神官だとか、妖精弓手や鉱人道士、蜥蜴僧侶などの役職や職業で呼び合っています。キャラの特徴が呼称に表れているため、どんなキャラかのイメージはつきやすいのですが、そのキャラが初登場なのか既出なのか、常連なのかモブなのかがいまいちわかりにくくなる時もあります。
「ゴブリンスレイヤー」感想まとめ
ゴブリンのみを狩るという本作!その分、内容が濃く描かれています。
心理描写やキャラクターの成長、そういったところも一見の価値ありです!
ダークファンタジーという他のファンタジー作品とは一線を画している本作。
ぜひご覧になってみてください。
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