

「ダンジョンに出会いを求めるのはまちがっているだろうか」(以下:ダンまち)を全話見たよ!アニメ2期、劇場版も公開されているほど人気なんだが面白さをわかりやすく解説するよ!
「ダンまち」が全話見ましたが予想以上に面白かった!
タイトルを初めて見たとき、いわゆる「なろう系作品」なんだろうと思っていました。
しかし、その思いを裏切るかのごとく、止まらずに全話見ました!
こちらの記事では
についてまとめました!
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のあらすじ

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」がどういうお話かというと
という感じですね。
公式のあらすじは
迷宮都市オラリオ――『ダンジョン』と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。人の夢と欲望が全て息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出逢った。
「よし、ベル君、付いてくるんだ!【ファミリア】入団の儀式をやるぞ!」
「はいっ!僕は強くなります!」
どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。
これは、少年が歩み、女神が記す、
――【眷属の物語】――
http://www.danmachi.com
「ダンまち」はいわゆる「なろう系作品」ではない

僕が思う「ダンまち」の魅力はいわゆる「なろう系作品」ではないこと。
つまり主人公が最初から最強という設定ではないことです。
物語の作り自体が”王道”です。
という昔懐かしの少年漫画の王道。
主人公は最初の方こそ弱いものの、徐々にチート級の能力があることが判明するのですがそれも矛盾があまりなく、素直に受け入れることができます。
アニメ2期は終了時点で、チート級能力があるとは言え主人公より強いキャラクターはまだまだいるので物語自体のバランスもおかしくなっていないところが面白さのポイント。
「ダンまち」が人気の理由は?

ダンまちがここまで人気なのには様々な理由がありますが
詳しくは記事後半で解説していきます。
主人公の”ハーレム”作品であるのは間違いないのですが、「男は女性に優しくするべきもの」という祖父の教えを徹底しているので納得ができます。
主人公がとても魅力的で男女問わずにみんなから慕われる存在になっていきます。
アニメ「ダンまち」1期、2期の感想、解説

ダンまち1期序盤は世界観やキャラクターにフォーカスした流れになっています。
世界観が作り込まれているのでそちらについてまずは解説します。
ダンまちの世界観を解説
まずはダンまちの物語の基本となるのが天界と下界(人間界)の2つがあります。
天界にいる神様たちは暇を持て余しているので下界に降りて人間に能力を与え、人間がモンスターと戦うのを楽しむ、といった感じです。
ダンまちの舞台は「迷宮都市オラリオ」。
都市にはダンジョンがあり、そこに潜ることでモンスターを狩っていきます。
下層に行けば行くほど敵が強くなります。(いわゆるトルネコやドラクエのような世界観)
そして主人公も神様から能力を授かり冒険に出ます。
神様から能力を授かるにはファミリアと呼ばれる”眷属”(家族のようなもの)になる必要があり、主人公は弱小女神のヘスティアの眷属になり冒険が始まるという世界観です。

この世界観の設定を理解しないと物語にのめり込むのは難しい!
ここで離脱してしまう人もいるかもしれないね!
ダンまち1期の感想
ダンまち1期は主人公の成長にフォーカスをしていて物語のテンポも良くて見やすかったです。
なぜ主人公は強くなりたいのか、なぜ冒険に出るのかなど主人公の行動心理もしっかりしていて応援したくなります。
仲間や新たなキャラクターもたくさん登場してくるのですが、みんな魅力的でキャラがしっかりしています。(キャラが多すぎて名前を忘れてしまうこともある…。)
主人公の強さの秘密などもわかってきたり、謎が徐々に判明していく展開や、バトルシーンも迫力満載に作られているので時間を忘れてのめりこんでしまいました。
ダンまち2期の感想
ダンまち2期は1期よりも全体的なクオリティが少し上がっている印象を受けました。
テンポもさらに良くなりサクサクと進み、見やすさが高まっていました。
2期の見せ場でもある”戦争遊戯(ウォーゲーム)”という回が数話に別れてあるのですがここがとても面白い!
主人公に協力するキャラクターがたくさん登場してきたりとファミリアとしても大きく成長していく展開になっていきます。
ファミリア同士の抗争、神と神の因縁なんかも物語に絡んできて、ただの冒険物というだけでは伝えきれない面白さがあります!
ダンまちの面白さの理由

ここまで読んでいただいた方にはある程度、ダンまちの魅力が伝わっていると思うのでここからはおさらい程度に書いていきます。
物語が”王道”
主人公が最初めっちゃ弱いというのは少年漫画なんかの王道です。
物語の展開ごとに「倒すべき敵」が明確になるので、そこに向かって仲間と協力したりと胸が熱くなるシーンがたくさんです。
主人公が「弱さに打ち勝っていく」という山場が結構あり、そのたびに主人公は無理とわかっていながらも、心が折れそうになりながらも成長していく姿には目頭が熱くなってしまいます。
モテるけど天然で鈍感、そしてとんでもないくらいお人好し、そんな主人公の周りにいる仲間たちももっとお人好し。
そんな魅力いっぱいのキャラクターたちと悪を倒していく物語は何回見ても爽快です。
レベルシステムと世界の上限
物語のキーともなるのがこのレベルのシステム。
ドラクエなんかと同じで敵を倒したりするとレベルが上がっていくようになっています。
主人公が一つのきっかけである女性を追いかけ始めるのですが、その女性がとんでもなく強い!
序盤の主人公からしたら追いつけんの?って思ってしまうほど。
これが面白さと世界観のバランスを保っているのかなあと思います。
ただダンジョンに潜って敵を倒してるだけなんてつまらないですよね。
そしてダンジョンという設定のおかげで”知らない土地”にガンガン進んでいくというよりは目に見えるゴール(ダンジョンの最下層)があるということがキャラクターの強さのバランスをうまく保っているなあと。
まだ明かされていない謎がある
主人公の祖父が「ゼウス」という人物である。
主人公は祖父のことを育ての親という認識でしかなかったのでこういった事実が判明するごとに新しい疑問が生まれるという。
王道漫画にありがちの展開ですが、気になって次が早く見たくなるような謎があるのも一つの魅力ですね。
勧善懲悪なストーリー
昔ながらの「悪らしい悪」が敵として登場するため、非常に感情移入がしやすいです。
これにより主人公の「挑戦」や「純粋さ」を心から応援できるようになる。
敵っていうのは主人公やその周りのキャラクターたちの「引き立て役」という立ち位置になるものですが、その演出もすごくうまいと感じます。
アニメ3期が放送決定!

なんとすでにアニメ「ダンまち」の3期の放送が決定しています!
2020年の夏頃からのスタートいうことですが非常に楽しみですね。
2期が2019年に放送されていたことを考えるとペースはかなり早いですね。
結末までアニメで放送してくれることを願っています。
まとめ
今回はダンまちの感想、解説について書きました!
ダンまちが気になっている人、これから見ようと思っている人の参考になれば嬉しいです。
僕はぜひ!と言わんばかりにおすすめします。
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