
今日はこの話題で各メディアも盛り上がっています。
望まない性行為で精神的苦痛を受けたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が元TBS記者の山口敬之氏(53)に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、東京地裁であった。鈴木昭洋裁判長は「酩酊(めいてい)状態で意識のない伊藤さんに対し、合意がないまま性行為に及んだ」と認め、山口氏に330万円の支払いを命じた。
https://www.asahi.com/articles/ASMDK524XMDKUTIL02V.html
2015年の4月に起こったこの事件、伊藤詩織さんの勝訴という形で裁判が集結しました。
一見、これだけ見た僕も「よかった、被害者が報われたんだ」とホッとしました。
しかし事件について調べてみると、不可解な点がものすごく多いのです。
山口敬之さんとの意見の食い違いもすごく、果たしてこれは本当のことなのか?と疑ってしまう点が非常に多いです。
今回はそちらについてまとめました。
事件の概要
では、まず事件の概要について見ていきましょう。
刑事告発
2015年4月3日、伊藤が自身の就職やアメリカの就労ビザについての相談のため、東京都内で当時TBSの政治部記者でワシントン支局長であった山口敬之と会食。同日深夜から4日早朝にかけて飲酒後に記憶をなくし、ホテルで乱暴されたとして[8]準強姦容疑で警視庁に被害届を提出[9]。
東京地裁が2016年7月に嫌疑不十分で不起訴としたため、伊藤は2017年5月、検察審査会に審査を申し立てた[8]。東京第6検察審査会は2017年9月、不起訴を覆すだけの理由がないとして「不起訴相当」と議決した[10]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/伊藤詩織
民事訴訟
2017年9月28日、「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として、伊藤が山口を相手に1100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こした[11]。その直後の10月18日、伊藤が自らの訴えを綴った手記「Black Box」を出版し、24日には日本外国特派員協会で会見を行った[12]。一方で山口は同月26日発売の月刊『Hanada』に、「私を訴えた伊藤詩織さんへ」と題する手記を掲載[13]し、伊藤の主張を全面的に否定[14]した。2019年2月、山口が「伊藤さんの記者会見での発言などで社会的信用を奪われた」として伊藤を相手に慰謝料1億3000万円と謝罪広告の掲載を求めて反訴した[15]。裁判は山口、伊藤の双方の訴えを同時に審理[15]し、12月18日、伊藤側の請求を認め、330万円を支払うよう山口側に命じた。山口の反訴は棄却[16][17]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/伊藤詩織
山口敬之さんとは

Wikiより引用
職業: ジャーナリスト(元TBS記者)
本名: 山口敬之(のりゆき)
出身: 東京都
出生: 1966年5月4日(51歳)
学歴: 筑波大学附属高校→慶應大学経済学部
配偶: 既婚
子供: あり
活動: 2016年~
山口敬之氏は慶應義塾大学卒業後1990年にTBSに入社し、1993年にロンドン支局に特派員として赴任しました。
世界各地で紛争や内戦の現地取材などを行い、帰国後は政治部の記者などを担当。
2013年ワシントン支局長に就任後、ベトナム戦争時に韓国軍慰安所があった事を指摘する記事を週刊文春に掲載したことがきっかけで、結果的に支局長の任を解かれ、その後2016年にTBSを自主退社し、フリーのジャーナリストとして活動を行なっていました。
最近では、各報道番組やワイドナショーなどにも出演されていたので、ご存知の方も多いと思います。
著書には「総理」などもあり、極めて安倍政権よりの発言が多いことでも有名です。
伊藤詩織さん
wikipediaなどには情報が見つからないため、Web上から色々と集めてみました。
名前:伊藤詩織(いとうしおり)
年齢:28歳
学歴:大学で米国留学(ジャーナリズム専攻)
職業:ジャーナリスト(元ロイター通信の記者)、写真家、ドキュメンタリー映像作家
ブログ http://gypsysaroundtheworld.blog.fc2.com/
サイト: shioriito.com
Facebook: 「Shiori Ito」Facebookページ
ツイッター: Shiori.I(@photograshiori)
instagram Shiori ito(@shioristreet)
vimeo https://vimeo.com/user35476796/
どれもこれも綺麗な写真がたくさんで、魅力的な構図だし色合いも綺麗だし、写真家としては素晴らしい腕前だと思います。
不可解な点
この事件ですが、不可解な点が非常に多いです。そちらについて何点かお話しします。
供述の食い違い

こちらの表を見てわかる通り、両者の意見にはかなりの食い違いがあります。
事実と異なることを伊藤さん側が証言していることから「嘘」の供述をしている可能性がないとは言い切れません。
伊藤詩織さんの「明確な嘘」
当時、警視庁高輪署が逮捕状を取ったにもかかわらず直前になって「上からの指示」で逮捕が見送られた件だ。
一度、逮捕状が出てから逮捕を取りやめになることは、被告が急病になった場合や「どうしても逮捕することができない」状態でない限りほぼ起こりません。
ではなぜ?そして「上からの指示」とは?
そして伊藤さんは「自分には元検事の叔父がいる」と著書で綴っています。
山口さんが海外にいることもあり、その叔父が「外務省に問い合わせれば山口の出入国記録がわかる」とアドバイスをもらったそう。
しかし、山口さん側の弁護士が伊藤さんの親戚関係を洗いざらい調べた結果、元検事の叔父というのは存在しなかったのです。
いない存在を「いる」と言っているのは明らかな嘘です。
伊藤さん側の弁護士
伊藤さんは「お金がない」ということを山口さんに言っていたそうですが、伊藤さんが引き連れていた弁護士はなんと6人。
弁護士を雇うのには相当なお金がかかります。それが6人ともなると数百万円はくだらないでしょう。
ではこのお金はどこから?
被害者として支援を集めたり、親戚などに借りたりもできるとは思いますが少し引っかかるポイントです。
事件直後の伊藤さんの行動
事件が起きたのは2015年4月4日、そして被害届を出したのは2015年4月9日。
この空白の5日間が非常に不可解である。
なぜすぐに通報しなかったのか?動揺していたり、そんな状態ではなかったとも思えるが。
その間、伊藤さんは病院でアフターピルだけをもらったそうだ。
妊娠の可能性があるのになぜ検査もせず、診断書もないのか。
本も出版し、メディアにも多数登場
冷静に考えてみてほしいのですが、例えばレイプ被害を受けたといえ、それを書籍にして発売するでしょうか?
知名度がある芸能人など、すでに名前が知れ渡っているのであれば考えることはできますが。
多数のメディアにも出演し、これでもかと言わんばかりに。
海外メディアも今回の事件は大きく取り上げ、海外での番組にも出演しているほど。
レイプ被害者の方は、泣き寝入りをしてしまうケースが多いと聞きます。
そこまで「告発」することへのハードルが女性にとって高いのは男である僕でもわかるくらいです。
そんなか弱い女性だったとするならば、ここまで公にメディアに顔や実名が報道されることには何も思わないのでしょうか?
同じ被害者の方のためにも、顔や実名を公開して勇気を与えたいとおっしゃっているようですが、そこまでのことが一般の方にできるのでしょうか?
まとめ
今回の事件、レイプ被害者が表立って勇気を出して告発したとあれば、とても素晴らしいことだと思います。彼女の証言が事実ならば警察などへの不信感も募るばかり…。
ただ今回の事件は、メディアや報道などが大きく取り上げているため、様々な情報が飛び交っています。
間違った情報に惑わされずに、自分の判断で今回の事件を見ることが大事だと思いました。
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